この記事の公開日:2023.04.29
▲TVドラマ放送で認知度が全国区となった牧野富太郎の名。その世界観を再現した牧野植物園がある五台山。そう、大勢のお客人たちが訪れている博士ゆかりの地のひとつが五台山だ。
▲高知県では、一年以上前から五台山にある各施設・設備のリニューアルを急いできた。この度その準備がやっと整った。
▶県外からの(車以外の)お客人が五台山まで行くなら、MY遊バスがお薦め。JR高知駅やはりまや橋等から五台山や桂浜まで周遊しており「各種割引」や「各種無料サービス」等の特典付きでかなりお得‼ちなみに、この「まいゆう」とは土佐弁で「廻っている」という意味である。
▲五台山山頂付近の主なスポットとして挙げられるのが、五台山公園(展望塔)・牧野植物園。(※他にも四国霊場第三十一番札所の竹林寺があるが、それは別の機会に)。まず今回紹介するのは、2023年3月にリニューアルした五台山公園だ。
市内が一望できる 五台山公園
▲MY遊バスは、五台山公園の目の前に到着する。
▲このスポットは標高139mである。公園は、山頂にあるという地の利を活かした造りになっている。
▲実は、展望塔だけでなく駐車場からの眺めも最高。写真では分かりにくいが、高知市:中心街(左手)や南国市:岡豊山(右手)も眺めることが出来る。
▲緑に囲まれた遊歩道を散策した後に待ち受けるのは…
▲それは、この贅沢な開放感。広域(高知市内)の眺めは、他のスポットでは味わえないのだ。(※展望塔からの眺めは南~北方面、先ほど紹介した駐車場からの眺めは北~北東方面)
そして 工事は終わった…⁉
▲見事な眺望を実現するために、工事が急ピッチで行われてきた。(※組み写真は、2022年4月~2023年3月に現場を複数回訪れて撮影したもの)
▲上の写真4枚は、2023年3月~4月にかけて撮影した最新の状況だが、実はこれらは進化の途中なのだ。最終的には此処に、飲食・土産物・眺望を兼ね備えた施設が建設される予定。
▲そして、もう一つ大きなリニューアルがこれ。公園(山頂)エリアがついにWiFiに対応したのだ。「今更ながら⁉」と思われるかもしれないが、予算が厳しい地方都市にとって、これは大きな進化だろう。
黄昏時は絵になる
▲ところで、自販機がいつの間にか通常のモノ(ドリンク)から土佐土産と愛鍵のモノにリニューアルしていた。(※まさか自販機が…と思っていたので、旧自販機は撮影していなかった。残念‼…何でも撮影しておくものだと痛感)
▲その愛鍵を此処に「愛の願い」を込めて取り付ける。完成ホヤホヤの時期だったためか、まだ1個しか付けられていなかったのは意外だった。そこで、再び訪れてみると…
▲もちろん、ご覧のように増えていた…
▲黄昏時は特に絵になる犬の散歩の光景。地面に伸びた影が何とも言えないでしょ⁉
▲さらに黄昏時のこんな光景も如何⁉ (※展望塔から撮影)
遊歩道脇には ツツジが次々と…
▲弁当を持って遊山としゃれこむ家族も多く見られた。
▲間もなく(5月中旬には)遊歩道脇を、目にも鮮やかな暖色系の色をした花が咲き誇る。(※開花時期は毎年若干異なります)
コメント
冒頭の五台山からの夕景の画像はスゴイ!よく撮ったね
雲の厚みといい焼けたように広がる雲群といい見とれる景色やわ
高知市は市街地を全貌できる五台山が東方面のいい位置に控えていて五台山さまさまやね
老生が中学・高校生の頃は春の遠足といえば五台山やったな
中学では全校生徒が文字通り学校から遠く歩いて行った覚えがあるし高校の頃には現地集合なんてことがあったよ
まあ高知市内からなら物見遊山気分で気軽に行けるところよねえ
高知市郊外にある五台山は程よい高さの山やから高所恐怖症の人でも山頂にあまり怖さを感じずに立てる手頃な所やから好きよ
特に西向きの景色は広々として心地よく夕景ともなれば暮れゆく風景に魅入られることとなるよねえ
今回多用してくれているパノラマ映像には待ってました!の声をかけたいね
五月も月半ばとなりツツジが見ごろなんやろうねえ
コメントをありがとうございます。
冒頭の「小焼けシーン」は偶然撮れたものです。
夕焼けのシーンを撮影し終え、駐車場へ向かっていた時の事です。
カメラ何の画像をチェックしていると、身のまわりが異様に赤っぽいことに気づきました。
ふと空を見上げると、鱗雲がマゼンタ(紅色)になっているではありませんか。
急いで、展望塔へ戻り撮影を再開した次第です。
しかし気づいた時刻から僅か1分程度の経過にも関わらず、空の表情は全く異なる色合いになっていました。
自然相手の撮影は「心に刺さった瞬間に(タイムラグを発生させずに)行うべし」ということを、再度思い知らされた次第です。
そんなこんなで、かろうじてカメラに収めることが出来た貴重なショットとなりました。
一方、パノラマ写真は別の日に撮ったものです。
五台山は一方通行のため、一度駐車場を出ると一旦山を下り麓を半周して、登り口から再度上がって来ないといけません。
それはそれで面倒なので、昼過ぎから夕方まで五台山公園で辛抱強く粘りました。
その甲斐あって、狙い通りのシーンが撮影出来ました。
これまで、様々な撮影を通じて学んだことは、撮影とは「心に突き刺さった瞬間にシャッターを押す」と「忍の字に耐える」と言う事。
日々勉強です。