この記事の公開日:2023.11.01
▲今更ながらではあるが、秋の代名詞ともいえるコスモス。漢字にすると分かりやすいが秋の桜と書いて「秋桜」、このことからも分かるように非常に艶やかで目を引く花である秋桜。
▲秋桜といえば、先月亡くなった有名なシンガーソングライターが手掛けた楽曲が有名。発表から46年経った今でも多くの人々の心に強く焼き付いていることだろう。
▲ところで、秋桜は「秩序」「美しさ」などの意味を持っているのをご存じだろうか。このことから、秩序整然と調和のとれた宇宙の星々を総称して「Cosmos」と呼ぶようになったそうである。
▲間もなく高知市内の平野部にある二つの地区の田園地帯に、その美しい花が順次咲き誇る光景が広がる。今回は、昨年の秋に撮影したピンクの田園風景を、また記事の最後では最新(2023.10.31)の状況もご紹介します。
その時々に見慣れた風景も 定点で見てみると…
▲五台山のすぐ東側の田園にある高知市東部運動公園。その南側にある田園を定点で切り撮ってみると、人々の営みが確実に行われていた。
▲その田園では、11月中旬になると350万本もの秋桜が咲き誇る美しい光景が広がる。
五台山の東側(五台山地区)に広がる光景
▲この地区では五台山緑の会が10数年前から環境保全活動の一環として、稲刈りが終わった跡地へ種を蒔き人々の目を楽しませてくれているのである。
▲高知市内の平野部であるにもかかわらず、すぐ隣に広大な駐車場があるので駐禁を気にせずゆっくり散策が楽しめる絶好のスポットだ。
▲ご覧のように秋桜の高さが低いので、どの場所からでも一帯を見渡すことが出来るのが特徴だ。
▲参考までに、先日公開したブログ記事「越知の秋桜まつり」の秋桜はこんな感じ。人の目線より高く設定されている。これは、お客人が迷路を楽しむようになっているためだ。
散策しやすい 五台山地区のコスモス畑
▲このスポットは、複数の田んぼから成り立っているので、あぜ道ならぬセメント舗装された歩道が張り巡らされている。(※なぜなら、農業機械がそれぞれの田んぼに入り込まないといけないから)
▲そのため、いたる所へ楽に!?歩いて行くことが出来るのだ。
▲「駐車場の外側にも立派な農道が…」と思って眺めていたら、ワンちゃんの関心をこちらへ向けてしまったようで…、ごめんね。
園児たちの 素直な仕草に癒されて…
▲園児たちの背の高さで花畑を見たら、こんな感じになるのだろうか!?
▲恐る恐る!?、いや優しく蕾(自然)に触れるという行為、大人になるとこんな行為は随分少なくなったなぁ。
▲これは、落ちた花びらを集めて袋に入れている光景。持ち帰って押し花でも作るのだろうか!?。大人だったら気にせず、踏みつけるだけかもしれない…。
▲「バイ、バ~イ!」このあと園児たちは、OIRAに向かって手を振ってくれたのである。ちょっと感激‼
五台山の北側(高須地区)に広がる光景
▲五台山を囲むように北側に広がるのが、もう一つの(高須地区)コスモス畑である。なお、このスポットを管理しているのは高知市東部環境保全の会である。
▲このスポットでは、一面に大粒のピンクの絨毯が広がっているのが特徴だ。なお、見頃は五台山地区より若干遅い11月下旬~12月初旬、遅咲きの秋桜である。
▲「地域のために美しい景観を」と、14年前から取り組みが始まった。
その光景は 国道を走っていても目に飛び込んでくる
▲「北側は国道55号線、西側は住宅地、南側は五台山…」というように、先ほどの五台山地区と比べるとかなり賑やかな環境にある。
▲何故か一ヵ所だけ花が集中していた。何か理由があっての事だろうけど、分からなかった。
▲このスポットも複数の田んぼから成り立っている。そのためコスモス畑の中を、大小様々な農道が張り巡らされている。(※だから、こんなショットが撮れるのだ)
▲少しワイドレンズで撮ってみた。(※この迫力でも、満開直前の光景)
▲ところで、このスポットには専用駐車場が完備されていないのである。ゆえに、お客人たちは、道路の傍らに停めることになる。まっ、元々の目的が米栽培のエリアだから仕方がないけどね。
▲ちなみに高須地区の秋桜畑の光景は、五台山公園(駐車場)や、牧野植物園(こんこん山広場)から眺めることが出来る。
ピンクの絨毯が広がる光景は 間もなく…
▲今月中旬~12月初旬にかけて高知市:五台山の下に広がる田園地帯に姿を現す秋桜。
▲今年も、楽しめる時期が間もなく訪れる…
コメント
落ち着いた里山の遠景にコスモス畑で花を愛でる園児とそれを写し取ろうとする保育士さん
天下泰平まことに長閑な風景やね
子供の 頃からコスモスと読み書き馴染んだ老人やけどコスモスは「秋桜」とも表すとは山口百恵嬢の歌曲で行き会った記憶があるぞいな
もう半世紀近く前だわなあ
そのコスモスが秩序整然調和の意味を持ち宇宙の星々を総称する「Cosmos」と呼ぶようになったとは初めて知ったよ
高須地区といい五台山地区といい高知市の中心街から近くて行き来の便はよし広がるコスモス畑は農道を散策できて分け入れるとは花を身近に感じられて結構やね
花と子供の絵柄となると画像としては無敵やね
花を前にした無邪気な子供の光景は大人の意趣意向なんぞどこ吹く風
すべてを持って行くねえ
大人の思惑なんぞはかなわんねえ
五台山の東のコスモス畑の春夏秋冬のパノラマ画像はよくできているねえ
撮影場所・方向・角度の特定調整には気を揉むやろうからテンリヤスウには出来ん芸当やろうに季節感がよく出ていて感心したわ
夏からずっと暑かった今年
コスモスの見頃はこれかららしいねえ
全盛のコスモスの映像をまたいつかブログに挙げてもらいたいもんやわ
コスモスを秋桜(秋の桜)と書き表すとは見事に言い表していますが、馴染んでいると感じるのはあの歌がきっかけかもしれませんね。
子どもたちの無邪気な表情や仕草を眺めていると、
大人が何時かどこかに置き忘れてきた素直な感情を呼び起こしてくれるような気持ちになります。
秋桜が咲く時期は、品種や種を蒔く時期などスポットによって少しずつずれています。
春の桜とは違い、長い期間楽しむことができるのがいいですね。
昨日の時点での開花状況は、五台山地区・高須地区とも半分ほどでした。
全盛が見られるのは数日後のようです。
別の機会に改めてご紹介できるよう開花状況を注視していきたいと考えています。