102 解体新書(画像は修整でこう変わる)

探訪
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この記事の公開日:2026.01.25

▲これは高知県の隠れた魅力を個人で発信し続けているサイトです。(※赤は訪問済み)

▲ブログ(※以下記事)が100話になったのを機に…

▲サイトの特徴やこだわりなどをご紹介する「もうひとつのストーリーズ」第二弾‼

▲今回の視点はフォトレタッチ。レタッチとは「カメラで撮影・・した被写体の魅力を引き出す修整技術」のことです。

▲カメラはその特性上、見たときの情感を忠実に再現することは困難です。そこで、撮影後・・・の画像全てに何らかのレタッチを施してその差を埋めたのが、今ご覧の見るブログ「OIRAの土佐日記」です。

▲これまでサイトに掲載した画像は5,000点を越えています。(※例えレタッチ後でも掲載を見合わせた分はその2倍、レタッチ前の没分は3倍以上に…)

▲レタッチのコンセプトは、見たときの情感を如何に違和感なく再現するかということ。

▲なお記事を見た方かたがより身近に感じられるよう、撮影・・は一眼レフではなく「スマホ」や「車載カメラ」を用いています。(※昔の写真を除く)

例えば レタッチを施すと 画はこんな風に…

▼097 北川村 モネの庭マルモッタン②より

▲Before:逆光は立体的に写るが、露出アンダー(※暗め)になってしまう。

▲After:暗い部分を中心に、色調・レベル・トーンカーブを補正。


▼(未公開)105 記事公開その後の光景

▲Before:全体が白っぽいため、カメラの特性で露出アンダーになってしまう。

▲After:水平にした後、暗い部分を中心に、色調・レベル・トーンカーブを補正。


▼063 空港周辺で見られる戦争遺跡①(前浜掩体群)より

▲Before:掩体の外部に露出を合わせたため、陰となる掩体の内部が露出アンダーに。

▲After:掩体内部を中心に、色調・レベル・トーンカーブを補正。


▼(未公開)桜づつみ公園(香南市吉川町)

▲Before:雲梯うんていの水平および垂直共に歪みが発生し、不安定なイメージに…。

▲After:雲梯の水平および垂直を修整し、さらに色調・レベル・トーンカーブを補正。


▼(未公開)内原野つつじ祭り(安芸市)

▲Before:逆光は立体的に写るが、露出アンダーになってしまう。

▲After:暗部を中心に色調・レベル・トーンカーブを補正。

具体的な レタッチ方法(case①)

▲これは「097 北川村 モネの庭マルモッタン②」のアイキャッチ(※冒頭)画像だ。

▲①ガイド線に合わせて傾きを水平にする。さらにゴースト(※レンズの反射)を消去。

▲②前記①のレタッチ後の状態。

▲③色調を整えレベルを全体的に明るく補正し、画面を16:9にトリミング。

▲④暗部をコピー後、同じ位置にペーストしさらに明るく補正。

▲⑤空のブロックノイズエリアをコピー後、同じ位置にペーストしノイズを消去。

▲⑥完成した画像がこれ。

▲比較してみると…

▲⑦この画えはアイキャッチ用とするため、色調をセピアにレタッチし郷愁を表現してみた。

具体的な レタッチ方法(case②)

▼084 潮風に鯉のぼり(奈半利町)より

▲①奥まで風になびく「こいのぼり」を表現するため、あえて斜めにして撮影・・。

▲②視線を「こいのぼり」へ誘導するため、不要な部分をトリミングし色調とレベルを補正。

▲③逆光ならではの透過光を表現するため、一番手前の「こいのぼり3旈りゅう」のみコピー後同じ位置にペーストしてレベルを補正。

▲④暗部をコピーした後、同じ位置にペーストしさらに明るく補正。

▲⑤空のブロックノイズエリアをコピー後、同じ位置にペーストしノイズを消去。

▲⑥完成した画像がこれ。

▲⑦「こいのぼり」部分を比較してみると…(※左→中→右)

▲⑧元画像(左)とレタッチ後(右)のみを比較してみると、鮮やかさが復元されているのが分かる。

具体的な レタッチ方法(case③)

▼083 高知東部自動車道②(芸西西I.C~安芸西I.C)より

▲①ガイド線に合わせて傾きを水平にする。

▲②画面を16:9にトリミング。

▲③色調を整えレベルを全体的に明るく補正し、さらに地面のゴミを消去。

▲④暗部をコピーした後、同じ位置にペーストしさらに明るく補正。

▲⑤さらに暗部を明るく補正。

▲⑥空のブロックノイズエリアをコピーした後、同じ位置にペーストしノイズを消去。

▲⑦完成した画像がこれ。

▲比較してみると…

具体的な レタッチ方法(case④)

▼100 朝ドラ主人公:二つの故郷⑨(spin-off)より

▲①ガイド線に合わせて傾きを水平に、歪みを垂直にする。

▲②画面を16:9にトリミング。色調を整え全体を明るく補正。

▲③暗部をコピーした後、同じ位置にペーストし明るく補正。

▲④石碑の盤面が黒い場合は文字以外の盤面部分が濃くなるようレタッチし、白い文字部分のみ明るくして可読性を上げる。

▲⑤空のブロックノイズエリアをコピーした後、同じ位置にペーストしノイズを消去。

▲⑥完成した画像がこれ。

▲比較してみると…

具体的な レタッチ方法(case⑤)

▼098 赤岡冬の夏祭りより

▲動物の場合、通常のレタッチにひと手間かける。

▲それは「目」だ。ハイライトを強調すると表情が輝いてくる。

▲完成した画像がこれ。

▲元画像とレタッチ後を比較してみると、表情が異なっているのが分かる。

具体的な レタッチ方法(case⑥)

▼OIRAが幼かった頃

▲これは60数年前の無垢なOIRA。画面上に無数のカビが発生している。(※あえて顔出ししています)

▲そこでカビを一つひとつ消していき、さらに顔のもち肌を復元。

▲「AI+自力」の合わせ技でカラー化。

▲どうせだから「やり過ぎ」に挑戦‼ さらに動画化してみた。
(※画面の▶をクリック、BGMも流れます)

▲ついでだから、もう一枚モノクロをカラー化してみた。(※可愛かった頃のOIRAと母親)

具体的な レタッチ方法(case⑦)

▼041 今年限りの復活! 鯨舟競漕大会(室戸市)より

▲このサイトの画像の多くは「時代の記録」としての一面を持ち合わせている。ゆえに、通常はパンフォーカス(※被写体全体にピントが合っている状態)で撮・っている。

▲しかし、ある被写体のみにピントを合わせそれ以外をアウトフォーカス(※わざとピントをぼかす状態)にして情感を強調したい場合には…画像編集時に特別なレタッチを施すことがある。(※写真はパンフォーカス)

▲カメラがスマホゆえ、このような面倒なひと手間のレタッチが必要に。その手間より、こだわりとしている情感再現の方を優先しているから仕方ない⁉。(※データは両方を保存)

(NG) 時には やり過ぎてしまうことも…

▲「やり過ぎ」たレタッチといえばこれ‼ 「お遍路の旅①~⑩」では鐘楼堂しょうろうどうが度々登場したが、何か違和感を感じませんか⁉ (※写真は金剛頂寺の鐘楼堂)

▲違和感の原因は柱を垂直にしたから。鐘楼堂は重量のある梵鐘ぼんしょうを支える一種の音響装置ともいえる。そこには地震の揺れを軽減させ鐘や建物を守るため、柱を内側に傾ける「内転うちころび」という建築手法が用いられている。

▲当然先ほどのレタッチ画像は没に。本来はこのように表現するのが正解。(※縦のラインの方向違いに着目‼ (※写真は金剛頂寺の鐘楼堂)…建築物一つをとってみても、日々勉強になっている。


コメント

  1. 吉之助 より:

    アイキャッチとはブログの冒頭に出てくる印象的な画像で「タイトル画面」というような理解でええがかねえ?
    なんせ寄る年波
    落語でいえば「まくら」に当たるもんか?目引き袖引き看板といったもんやろうか?
    などと古くさい語彙の引出しから無理やり引っ張り出し当てはめて腑に落ちた気分になっちゅうけんどカタカナ語の意味を知るのは年寄りには大変!
    加工処理はもっと大変やろう御苦労やね

    フォトレタッチ・アスペクト・トリミング・露出アンダー・トーンカーブの補正・ヒストグラム補正・ゴースト・コピー後ペースト・ブロックノイズ・パンフォーカス・アウトフォーカス
    などときたらもう知恵熱が出そうよ!

    機械には機械なりのクセがあって人が「見た・見えた」情景とは異なる画像になるのを人が眺めたような情感に近づけるのにこじゃんと手間暇をかけなあいかんとはたまげるわ

    人が見て「ああなるほど」と思える画像にするのは並大抵の手数じゃないねえ

    けんどお陰で見覚えがあり懐かしさを覚え郷愁を誘われる映像を見せてもらえるき有難いことよ

    布師田の御殿跡掲示板の画像にはしばし魅入ったねえ
    高い梯子は半鐘の櫓かな
    橋のたもとの電柱は愛嬌よく傾き
    幕藩時代の参勤交代の列に日陰を供したかも知れない松の大木も映り込み
    国分川の堤防沿いの川原島の集落の沖は見晴るかす田んぼまた田んぼで大津の集落は霞の先
    時世時節今はこの田園の中をあけぼの街道が横切り景色は一変し
    掲示の画像はいつ頃の時代のものかと思案にふけったぜえ

    切り継ぎであったろう二つの画像を補正して一枚物に仕上げてさらに色づけを施してとフォトレタッチの経過をたどれて腕の冴えを窺えたわ

    手数をかけ工夫を凝らした映像をこれからも提供してもらいたい

    • OIRA OIRA より:

      コメントをありがとうございます。

      アイキャッチ画像とは「ユーザーの関心を惹きつけるための画」のことで、具体的にはブログ記事の冒頭に挿入している画像のことです。
      これには、記事のタイトルや重要なポイントなどを強調する役割を持っています。

      その他、今回の記事にはカタカナで表記される専門用語が沢山出ています。
      これらを日本語で一つひとつ表現するとなると返って複雑になり、分かりにくくなる場合があります。
      そこで、あえて専門用語を用いています。(※必要に応じて用語の一部は解説を記載しています)

      「レタッチ」というと身構えてしまうかもしれませんが、
      これは「印刷物・作品・広告・TV番組・映画」をはじめ「SNS」でも日常的に用いられている手段です。

      ただ他のサイトと「OIRAの土佐日記」が大きく異なる点は、「営利目的」や過度な「承認欲求」が主たる目的ではないサイトにも関わらず、
      「膨大な手間と時間」をかけてレタッチした画像を「全ての記事に反映」していることです。

      これは、私がサイトを立ち上げる際参考にしようと他のサイトを閲覧した際に感じた「消化不良の思い」を解消したかったためです。
      この点は、このサイトの主たるコンセプトになっています。

      なお、その他「記事の信憑性」や「ユーザーの安全性」をはじめ「こだわりの点」や「特徴」などについては
      106話までの特別編「解体新書」でご紹介していく予定です。
      引き続きご覧いただくと、より記事内容を楽しんで頂けることでしょう。

      よろしくお願いいたします。