この記事の公開日:2023.08.01
▲高知市浦戸湾のすぐ側に、子どもから大人までが一緒に楽しめるスポットがある。それが、かつての競馬場跡地に設けられた複合施設:わんぱーくこうちである。
▲そこは、(公園で)遊ぶ・(遊具に)乗る・(動物と)触れ合う・(昼の休憩)時間を楽しむ・(弁当持参で)ピクニック気分を味わう・(景色を)眺める等…市民にはお馴染みの憩いの場となっている。
夏、人間たちは 公園内の滝で涼を味わう
▲暑い夏、子どもたちは滝のある水浴びスポットで大はしゃぎ…。
▲大人たちは、滝の裏側の洞窟をくぐり水しぶきを浴びながら暫し涼を味わう。
でも、他の霊長類は そうはいかないから 屋内で…
▲ところで、わんぱーくこうちには100種類:570(頭・匹・羽)の動物たちが間近に見られる、都市型のアニマルランド(※入園無料)が併設されている。今回は、その中から表情や仕草が私たちにそっくりな「愉快な仲間たち」(霊長類)の姿をご紹介します。
愉快な仲間① チンパンジー
▲私たちにそっくりといえば、何と言ってもチンパンジーだろう。その表情や仕草をみていると「あるある」のシーンにほっこりしたり、思わず笑みがこぼれたり…。
▲「見えてる?微妙っすよ⁉」「穿いてる?穿いてないっすよ⁉」
▲国内のオスでは最高齢のタロー、2023.7月中旬には満60歳を迎えた。これぞ男の背中‼ 何故か哀愁を感じてしまうのはOIRAだけだろうか。
▲国内2位の高齢県:高知(※内閣府:令和4年版高齢社会白書&総務省統計局:人口推計より)で暮らす、高齢のタロー、いつまでも元気でね。
▲チンパンジーは、手も足もデカいし何と言っても指が長い‼ もし、この手と握手したら…⁉
愉快な仲間② ワオキツネザル
▲群れで生活する習性のワオキツネザル。長い尾が白黒になっていること(輪尾)が名前の由来である。
▲「んっ、何かご用?」
▲「準備はいいかい?」「あっ、ちょっと待ってね‼」
▲「待てと言ってるだろっ‼」
▲「他人様からどう見られたって、そんなの関係ねぇ‼」ただただ、ひたすら食す‼
▲こういう団子状態になると、いったい何頭いるのか分からない。
愉快な仲間③ アビシニアコロブス
▲尾の長さが体長以上あり、マント状の白い毛が体の側面や背面を覆っているアビシニアコロブス。皮膚の角質が硬化した臀部により、苦痛を感じることなく長時間細い木の枝に座り続けることが出来る。
▲だから、いつ訪れても木の上に座り続けていたが…
▲2021.12月下旬~2023.6月下旬まで此処を訪ねること十数回。やっと(間近で)お目覚めのシーンに出くわした。ゆえに、とても貴重なショットとなった。
愉快な仲間④ マントヒヒ
▲オスの肩から背中にかけて毛が長いマントヒヒ。まるでマントを羽織ったような姿をしていることから名づけられた。
▲このシーマ(♂)は、いつ見ても機嫌が悪い⁉ よく威嚇されてしまう。
▲あくびの光景もよく目にした。我慢したり、しきれなかったり、人間だって同じだから良く分かる。
▲それに比べ、ポン(♀)は何時見ても大人しい。
▲ポン「レディーのたしなみ、足の裏も綺麗にしなくっちゃ…それにしても、痒っ‼」
愉快な仲間⑤ クロシロエリマキ キツネザル
▲キツネに似た顔をしたエリマキキツネザル。アカエリマキキツネザルと共に、キツネザルの中では体が最も大きく、その泣き声はかなり遠くまで聞こえるといわれている。(※絶滅危惧種に指定)
▲OIRA「何か気に障りました?」
▲「そんなことないっすよ‼」
▲「いきなりだったから、少し驚いただけ‼」
愉快な仲間たち⑥ 人間の皆様
▲動物と人間を隔てるのはガラス板1枚のみ。ガラスの向こう側から見ると、我々の方が見られているのかもしれない。
それでは もう一度…
▲実に表情豊かで愉快な仲間たち。見てるだけで心が和むのは何故だろう⁉
▲アニマルランドには、今回は紹介出来なかった動物たちが他にもたくさん。それはまたの機会に…。そして、何度も言うようだが全部無料で観られるのだ。(※一部の動物は真夏を避け、10月から直接触れ合うことも出来るようになる)
生きとし生けるものには 避けられない定めが…
▲アニマルランドの一角には、大切な仲間たち(命)を忘れないための慰霊碑が建立されている。
▲私たちが目にする光景は、それが常に「命である」ということを忘れないでいたい…。
コメント
わんぱーくこうちという複合施設の組写真はジグソーパズルにしてみたい画像やったねえ
高知市内で元競馬場跡地という広い面積を確保できた場所に家族連れで遊べる施設があるのは手軽でまっことええよねえ
ましてアニマルランドには入園無料とは今どき太っ腹な行政手法で結構やね
そのアニマルランドにタローと名付けられた満60歳を迎えて人間でいえば100歳オーバーのオスとしては国内最高齢のチンパンジーがいるとはスゴイじゃないの!長寿がめでたいねえ!
高齢者の若葉マークである一応オス類の老生(オンチャン)にとっては同類の希望の星やわ
世に知られる長寿祝いとしては88歳の米寿90歳の卒寿99歳の白寿あたりがまあ現実味のある高齢の節目やけど先には先があるもので
100歳で紀寿・百寿
108歳が茶寿
111歳は皇寿
120歳で二回り目の還暦で大還暦
これはもう仙人の域になるけど天寿を全うするとして使われる天寿の250歳があるそうな
人に換算すると百寿超え・サル歳でも還暦のタロー君(人間換算では古希の老生が年長)茶寿皇寿は目睫やねえ
ここまでくれば大還暦を凌駕してもらいたいもんやわ
南国土佐の夏の暑さは桁外れ
毛並みフサフサの動物には過酷よねえ
ぱーくは樹木がよく茂っちゅうけんど鳴く蝉の声が夏ゼミから秋ゼミに変わってくれんと涼を得るのはまだまだという感じかねえ
ジグソーパズルとは確かに面白い発想ですね。考えてもみませんでした。
何もかも値上がりして日々の暮らしが厳しい昨今ですが、無料施設というのは庶民にとってありがたいことです。
都会は何でも揃っていますが、何にでもお金がかかってしまう。
でも、高知には「何故無料で、あるいはこんな安価な入場料で楽しむことが出来るの⁉」
と思ってしまう施設や場所が結構あるんです。(※もちろん1,000円超えのも存在しますが…)
そんな状況の中、動物たちに触れる(見る)と心が癒されます。
見る位置が近い高知ならではの展示方法。
これからも、決して都会のマネごとをするのではなく独自の展示方法を続けて行ってもらいたいものです。
あえて挙げるとすれば、高知は東西に長く(広く)山(森林)が多いにも関わらず公共交通手段が未発達なのが難点です。
地方都市における共通課題ですね。
南国高知でちょっとした距離を移動するためには、どうしても車が必須となってしまいますが、
でもその分どこに出かけたとしても、目的地までのロケーションが最高です‼