
この記事の公開日:2026.08.05


▲今回のイベント「ふるさと室戸まつり」の会場は、前回紹介した土佐室戸鯨舟競漕大会と同じ室戸漁港(新港)・海の駅とろむです。

▲その場所は様々なイベント会場として用いられており、このサイト内の記事でも度々登場しています。

▲紹介する内容は2024年9月22日(日)に撮影したものですが、記事としては初出しとなります。(※2026年度の開催については後述)


▲「まつり」は午後3時半からなので、それまで室戸岬周辺を車で巡ってみることにした。

▲「室戸市内には、四国八十八箇所の札所が3ヵ所ある」ということを前回の記事で触れた。

▲車やバイクのお遍路さんは、徳島県側から来高した後高知県で最初の札所となる「最御崎寺」を目指し、室戸岬を廻り西側のスカイラインを利用するのだが…

▲歩き遍路の方は、岬東側にある遍路道(山道)のルートを選択することが多い。

▲いずれにしても、下るにはスカイラインのルートを利用することになる。

▲OIRAもそのルートを通って会場へやって来た。

▲イベント開始まで間もなく。待ち時間に会場内を散策していると歩き遍路の姿が…。「道中ご安全に」と祈りながら散策を続けた。
二つの初めて(其の1) -漁船パレード-


▲さぁ、まつりの開始だ。今回のまつりでは「初めてのイベント」が二つ実施された。

▲その一つ目が、一般人を乗せて遊覧する「漁船パレード」である。(※乗船は予約制:無料)

▲28隻の漁船が、港外へ向けて大迫力のパレードを展開した。





▲大漁旗をはためかせながら漁船が次々と出航する姿をこの時初めて目にしたが、TV画面を通して見るのとは全く違う迫力ある光景に圧倒されっぱなしだった。

▲出来れば漁船に乗って遊覧してみたかった…。(※事前の勉強不足にトホホ)
高校生だって 負けてはいない⁉

▲その後、地元の高校生たちによる「LIVE」が始まった。慣れていないのか、何かイマイチ盛り上がらない…。

▲しかし…さすが若者ちた。しばらく経つと気分上々⁉に。

▲弾けるまで、もう一息⁉

▲やがて、気分はこ~んな感じ⁉に…
高知の「まつり」と言えば お約束の「よさこい」

▲このふるさと室戸まつりには、県東部の中核都市:安芸市からやって来た「よさこい3チーム」が圧巻の演舞を披露した。

▲チームのコンセプト「和を以て煌めく」を掲げ活動している「安芸よさこいチーム和煌」。

▲安芸市内のチームが半減した2024年、解散したチームの踊り子たちが再び集まって結成された。

▲結成時からの目標だった「よさこい祭り」(※2026年8月:高知市にて開催)に初出場する予定。

▲安芸市の納涼祭を盛り上げるため2010年に結成された「祭屋よさこい踊り子隊」。

▲踊り子は10代~20代の若者たちが中心に構成されている。メンバーの7~8割が女性で構成される中、男性の踊り子は貴重⁉な存在だ。

▲今年(2026年)、台湾最大級の「ランタンフェスティバル」に高知県代表チームとして出場した。もちろん「よさこい祭り」(※2026年8月:高知市にて開催)にも出場する予定。

▲若者たちが「県東部に強豪チームをつくろう」と結成した「安芸東陣」。その前身は1997年に結成された「JC」である。今では結成当時のメンバーに加え、その子どもたちも踊り子に名を連ねている。

▲国の文化交流事業の一環で、国外でも演舞を披露したことがある。写真からも分かるように、エネルギッシュなダンスが持ち味のチームだ。

▲この演舞の約一ヵ月前に高知市で開催された「よさこい祭り」では「2024年度審査員特別賞」を受賞している。
演舞の最後は お馴染みの「総踊り」

▲各演舞が終わると全チームの演者による「総踊り」が披露され、観客共々盛り上がった。


二つの初めて(其の2) -手筒花火-

▲「よさこい踊り」の観客の後ろ側では大勢のカメラマンが陣取り、踊りとは逆方向にレンズを向けていた。そのわけは…

▲この「まつり」での初イベント二つ目が「手筒花火」である。先ほどのそのわけとは、この日初めて披露されるそれを、少しでも良い位置でカメラに収めるため。

▲このパフォーマンスは、静岡県からの「ひとりの移住者」が発起人となり、紆余曲折を経て二年がかりで実現に至ったもの。

▲普段は漁師を生業としている彼は火薬類を扱う資格を取得し、県外の仲間たち6人の応援を受けながら圧巻のパフォーマンスを披露した。「室戸を元気にし、やがては室戸の名物にしたい」との強い信念が彼を突き動かしたのだった。

▲手筒花火は孟宗竹に荒縄を巻き、中に火薬と鉄粉を詰めたものである。揚げ手自らが「竹の切り出し~火薬の仕込み~詰め込み」までを全て行っている。

▲披露されたのは片手で持つ「小筒」や、抱え込んで持つ「中筒」など40数発。火柱は10mの高さまで上がり、火花の温度=1000℃・火の粉=300℃になるという。(※上半身の肌が露出している点に注目)

▲なお昨年(2025年)からは、手筒花火のパフォーマンスは大人の事情により「ふるさと室戸まつり」のイベントとは切り離され、別の機会に披露されている。(※写真は2024年の初披露時)
潮風を浴びながら 屋台群の中を歩くと そこはもう…


▲「広い・大きい・とにかく長い」で表せる、港を横断するように立ち並んだ屋台群。人の熱気に当てられそうになり…

▲屋台の裏側(海側)に出て…

▲「潮風が優しく頬を撫ぜる」などと悠長なことを想っていると…
まつりの主役が 突然登場!

▲静寂を打ち破るかのように、突然打ち上げ開始の「ピュ~」の音が聴こえてきた。

▲その後「仕掛け・打ち上げ」併せて3,500発※の花火が、夜空に花開いていった。(※主催者に直接取材)


▲ところで「日本の花火」は、それ自体が「鑑賞花火」として「主役」になっている。これは世界中を見ても珍しい。

▲海外では「記念式典」「大晦日(新年の祝い)」「独立記念日」「パレード」などを盛り上げるための「脇役」として用いられているためだ。

▲そのため、海外では次から次へと打ち上げ「とにかく派手に・爆音で」の演出がなされている。

▲しかし日本の花火はそれ自体が「大会」であり、花火と花火の間には微妙な「間」が設けられ、それらも含めた「音と光の余韻を楽しむ」のが慣例となっている。

▲特にこの会場での花火大会は、打ち上げ場所と観客席との間が200mほどしか離れていない港内で行われている。そのため、音=サラウンド・サイズ=BIG・水面=水鏡で、大迫力となるのが特徴だ。(※ご覧のように、パーソナルスペースはとても広い)

▲いま世界では、火薬が人々の「命を奪うため」に用いられている。世の中を「発展させるため」だったり、人々を「楽しませるため」の火薬であって欲しい、と願うばかりだ。
今年の「ふるさと室戸まつり」は 間もなく開催される

▲「2026ふるさと室戸まつり」は8月22日(土)に「室戸岬漁港(新港)・海の駅とろむ」を会場にして開催される予定だ。



▲「打ち上げ花火」を俯瞰で観たことがないので、いつか「この場所から眺めてみたい」ものだ。

コメント