五台山の準備が整いました② 大勢もOK牧野植物園

高知市
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この記事の公開日:2023.04.29

牧野富太郎の愛した植物の世界再現して、人々に分かりやすく伝えてくれるのが、五台山にある牧野植物園である。五台山地形を巧みに活かしたその施設は、いまTVドラマ全国から注目を集めている。今回は、その植物園についてレポートしてみよう。

MY遊バスは 此処にも来てくれる

▲前回紹介したMY遊バスまいゆうばす五台山公園の後、ここ牧野植物園へとお客人たちを運んでくれる。

五台山一方通行となっているので、で行く方はご注意を。

牧野植物園は大きく2エリア、その中央部本館展示館等、展示施設がある配置になっている。(※互いに園内を通って自由に行き来することは可能)

▲写真では分かりにくいが、北エリアの周囲には北園が、南エリアの周囲には南園温室が、また中央エリアの左右には本館展示館がある。

駐車場が広くなり 大勢に対応できるようになった

▲まず最初お客人たちを出迎えるのが駐車場だ。リニューアル前には、樹木が至る所に植栽されていた。しかし、その分駐車スペース限られてくる。そこで、一人でも多くのお客人対応するため1年がかりリニューアルが行われてきた。

▲この組み写真が、一年間にわたる工事(Before & After)の様子である。

リニューアル後撮影時(2023年4月中旬)には、初めて見るような県外ナンバーが随分多く見受けられた。(※大人の事情により、ナンバーは見せられない…I’m sorry)

園内では 一年中花が咲いている

▲例え、草木枯れる時期だろうと生い茂る時期だろうとそんなこととは関係なく、色々な植物が一年中咲いて人々の目を楽しませてくれている。

アコウの木スエコザサは花ではないが、撮影時お客人たちが驚いていたので特別に取り上げてみた。なお、ツツジの写真は昨年5月中旬撮影したもの。これから(5月中旬)が見頃を迎える。(※開花時期毎年若干異なります)

見事な花咲く光景は 陰の力があってこそ

▲いろんなスタッフが、いろんなところで、いろんなメンテナンス怠らない。その日々繰り返しが、お客人たちの「感情を動かす→感動」となっているのだろう。

▲時には、園内ツアーと言う形で…。

▲時には、見頃の花撮影してSNS発信したりして…。

まだまだ お出迎えの進化は止まらない

南園新たな施設が間もなくお目見えする。それは新:研究棟(仮称)と呼ばれるもので、植物の研究活動見ることが出来たり、子どもたち実験を通じて学べるラボ、そして南園一望出来るレストランショップなど、色々な機能を持った施設となる。

▲なお、この施設愛称を募集していたので、きっと親しみやすい施設となることだろう。オープン2023年5月下旬の予定、間もなくである。(※その後、梅雨時の牧野植物園はこちら)

コメント

  1. 吉之助 より:

    五台山の駐車場はこじゃんと広げたんやね
    車で気楽に行きやすうなったねえ
    年がら年中花が咲いてる名代の植物園があり空飛ぶ昆虫たちには不要でも千客万来を謳うからには広い駐車場は必須やからね
    五台山は山頂区域に公園あり古刹竹林寺があり牧野植物園もありで賑わう時期ともなれば駐車場に入りきれない車が狭い道路脇に数珠つなぎに停められていたきねえ
    今はツツジが見ごろかねえ
    花咲く陰には地道な手入れ作業がいらあねえ
    花に目が行きがちで日々のメンテナンスに従事しているスタッフに行き会ってもあまり注目しないし黒子と思いさほど気にもかけないことが実態
    そのスタッフに焦点を当てて取り上げたことは咲き誇る花の値打ちを更に上げることになってると思うよ
    いい視点やったね

    • OIRA OIRA より:

      牧野植物園の駐車場は上段・下段ともスペースが広がっただけでなく舗装もされ、本当に駐車しやすくなりました。
      体感的には1.5倍以上になった感じです。

      一年前までは駐車場内が入り組み、しかも足元(タイヤを乗せる位置のみ)が石畳だったため、位置合わせに苦労したものです。
      これもTV効果による入園者増に対応するためのものです。
      それでも「G.Wには数百人が開園待ちをした日もあった」とニュースでリポートしていました。

      あとは今月末にリニューアルOPENを目指す研究棟の完成を残すのみです。
      (※事情により、今春OPEN予定が大幅に遅れました)

      G.W後に訪れていないため人出がどのように変化したのか不明ですが、近々再訪してみたいと思っています。

      ところで園内を散策していると、たくさんのスタッフによく出会います。
      ブームになる前から幾度となく植物園を訪れていたのですが、声がけするといつでも皆さん気軽に答えていただけました。

      もちろん、専門知識を基にした的を得た答えと、真摯な態度は好感度爆上がりでした。
      こんな些細なところにも「おもてなしの心」を感じ取ることが出来て、とても心地よかったです。